医療器具

早期発見が大腸がん治療の大きなカギになります

胸腺にできる腫瘍

女性

胸腺という症状が現れにくい器官の腫瘍のため見つけにくい胸腺腫瘍ですが、適切な治療を受けることで対処が可能な病気でもあります。胸部レントゲンで異常に気づくこともありますので、定期検診を積極的に行うようにしましょう。

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脳血管の奇形を新治療で

看護師

脳動静脈奇形は脳の動脈と静脈が異常な形で接合してしまう血管の奇形で、放置すると脳卒中など深刻な結果を招きかねません。検査はMRIや血液造影などが用いられます。治療は手術がメインでは有るものの、ガンマナイフなどの先進的な治療法も、保険適用での実施も可能となっています。

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選択肢が増えています

相談

手術療法

手術と聞くと、お腹を大きく切って痛い思いをするというイメージでしょう。しかし大腸がんを早期発見すれば、内視鏡で治療ができるので、お腹を大きく切ることはありません。内視鏡治療には、ポリープの大きさや形に応じて3つの方法があります。1つ目は、ポリペクトミーと呼ばれる内視鏡的ポリープ切除術です。茎のあるタイプのポリープにループ状の針金を引っ掛けて高周波で焼き切ります。2つ目はEMRと呼ばれる内視鏡的粘膜切除術です。大腸壁に貼り付いたような平べったいタイプに用いる方法です。粘膜下層に生理的食塩水を注入して、患部を浮き上がらせてから、ポリペクトミーと同様に焼き切ります。3つ目は、ESDと呼ばれる内視鏡的粘膜下層4離術です。粘膜下層に生理食塩水などを注入して、粘膜下層ごと電気メスではぎ取る方法です。大腸がんはこのように、早期であれば開腹することなく治療が可能です。1期以上の場合は外科手術でお腹にメスを入れることになります。しかし、開腹手術ではなくお腹に5ミリから1.5cmほどの穴を4〜5個開けてモニターで画面を見ながら手術をする腹腔鏡手術も普及してきています。また、肛門を残すケースが大半です。

抗がん剤と分子標的薬

進行した大腸がんの、手術後の再発を抑えるためや、手術前にできるだけがんを縮小させるために、抗がん剤を使うこともあります。以前は、大腸がんに有効な抗がん剤はない、と考えられていました。しかし近年は、新たな抗がん剤が複数開発されました。1人1人の患者さんの状態に合わせて、数種類の薬を組み合わせて治療します。しかし抗がん剤は、正常細胞も壊してしまうので、副作用がつきものです。この副作用問題を改善したのが分子標的薬による治療で、効果をあげています。分子標的薬は、細胞の中のDNAに直接作用するので、がん細胞をピンポイントで攻撃して正常な細胞は傷つけにくいという特徴があります。そのため副作用は0ではありませんが、従来の抗がん剤よりもずっと少なく、患者さんの体に大きな負担をかけずに治療できます。1期の場合の10年生存率は、95%を、2期でも80%を超えています。大腸がんは早期に発見して早期に治療を受ければ、治る時代になりました。