癌が原因の腹膜炎|早期発見が大腸がん治療の大きなカギになります
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早期発見が大腸がん治療の大きなカギになります

癌が原因の腹膜炎

医者

腹膜炎との違い

人間の内臓は腹膜という膜に覆われているのですが、その腹膜が炎症を起こしてしまう疾患を腹膜炎といいます。炎症を起こしていますので、当然、痛みが発生しますし、他にも吐き気や嘔吐、発熱、頻脈といった症状が現れ、腹水が溜まってしまうこともあります。腹膜炎の原因の多くは、細菌感染です。腹膜は普通でしたら無菌状態ですから、細菌が侵入することにより炎症を起こしてしまうというわけです。ただ、癌が原因の腹膜炎もあり、その腹膜炎のことを癌性腹膜炎と言います。癌性腹膜炎の症状は、前述した癌が原因ではない腹膜炎の症状と、ほぼ同じです。ただ、癌が原因ではない腹膜炎の場合、治療によって完治しますが、癌性腹膜炎の場合は完治が難しく、その点で両者は大きく異なります。

あきらめることはない

どうして癌性腹膜炎の完治が難しいのかというと、大多数の場合、癌が腹膜から発生したものではないからです。つまり、癌性腹膜炎は大多数の場合、転移癌が引き起こす症状であり、転移癌は腹膜に限らず治療が困難で完治が難しいため、癌性腹膜炎も完治が難しいのです。しかも、さらに悪いことに、癌性腹膜炎を発症すると癌の末期症状であることも往々にしてあります。従って、治すための積極的な治療は行わず、あるいは行えず、症状を緩和する治療のみを行うことも非常に多くあります。但し、癌性腹膜炎の治療に力を入れている医療機関は存在しています。そういった医療機関では、一般的には行わない治療も治療の選択肢に入っています。例えば、免疫治療です。免疫治療は標準治療ではない、癌の新しい治療法ですが、転移癌に有効だとされています。そういったことですので、癌性腹膜炎でもあきらめずに治療に臨むことは可能です。